Switch版「ウルフェンシュタイン・ヤングブラッド」

ゲームレビュー(据え置き)

身内がウルフェンシュタイン2携帯モードが意外と良かったと言っていたので、手持ちのSwitchでやってみたくなり。
日本Amazonで輸入盤パッケージが売っていますが、レビューに「買ったのにDL出来ない」など少し危険なレビューが多々あったので、面倒ではありましたが海外DLしてみましたー。

チョコットランド

因みに、本作Switch版は日本版がないのです!
本編は全て英語です。PS、PCは日本語字幕があります。

TVモードはPS4と比べても不満なく遊べるレベルでした。多少のぼやけなどグラフィックに関してはそもそもハードスペックに対して無茶移植なので、他ハードに比べて多少妥協は必要ですが。
ただ、余程シビアに見なければ問題なく遊べるかなと。移植担当の「パニックボタン」、凄いです。

パニックボタンはDOOMやWolfenstein2のSwitch移植も成功させていまますよね。
オリジナルの半分ほどの容量に削ってこのクオリティは素晴らしい移植!
ムービーシーンは携帯モードでも充分満足出来るかなと。
あと特記すべき点としては、
フルボイスってところ。あとロードはPSとほぼ同じで、今のところ一度もバグに遭遇していないです。
あとサウンドもほぼオリジナルクオリティ。素晴らしい。
あとは手が出しやすい良心的な価格。
ジャイロ機能付き!エイム微調整に向かないSwitchコントローラの操作を補えます。

Alliance of Valiant Arms

日本語字幕すら無いので、英語力が無ければシステムが理解出来ないし、キャラへ感情移入出来ないってところは難点。
入門者は字幕のあるPC、PSからプレイすべきかなーと。
アイテム取得判定が小さい、取りづらくて、これはPS版で感じなかったことでしたが。

携帯モードにおいて、2に比べグラフィックがかなり落ちるように感じました。
遠景描写が顕著で、敵がぼんやりとしか見えないため、ヘッドショットがかなり困難。
色々設定を弄っても改善出来なかたですね。

・ジャイロがあるとはいえ、やはりJoy-conによるFPSの素早い操作は厳しい…!
かなり頑張らないとエイムが安定しないため、同じ難易度でもPSより難しく感じてしまいます。

おそらくフレームレートは30fps?。
本作はかなりスピーディに展開するため、携帯モードの小さい画面では情報過多、カメラを素早く回転させた時の視認性の悪さは正直厳しい出来…かな。

携帯モードで気軽にウルフェンできる良さは2と変わらずですが、本作はグラフィック劣化により、快適にプレイ出来るまでかなり慣れが必要。
上にも書いたように、TVモードでの再現度はSwitchの最高レベルクォリティで、プロコンを使うならプレイ感覚も全く問題無いかと思います。
ただSwitchは携帯モードで遊べるがウリなのに、そこを活かせていないのが残念…!!

全編英語なのも加えて、Switchしかハードを所有していないけどどうしても本作をプレイしたくて仕方ない、というニーズにしか応えられない作品となりました。

私はPS版を先にプレイしていますが、ヤングブラッドはウルフェンシリーズで一番脳筋スタイルだったため(ステルスがほぼ通用しない)、雑味と同じぐらい爽快感を感じる作品。
Switch版でその爽快感を味わえるかというと……うーん!

タイトルとURLをコピーしました
inserted by FC2 system